「すみません、お邪魔しますね」


堂々と長州の会合に入った私、


鴨は回って反対側から入ってくる。


「なんだね、お前たちは!」


少し威張りながら話しかけてくる男に私は刃をたてる...


ピーン


一気にはりつめた空気


誰も動こうとせず、呼吸する音だけが響く...


「おまえ、自分がしてることの意味分かってるんだな?」


今度は一番上座にいる男が話しかけてきた。


「わかってる。
私は新撰組、一番隊隊士大里千蒼。

今日は新撰組という名と、誠の志を心に、お前たちを斬りにきた!」


私の言葉で戦いは始まった...