「千蒼ー」


私を呼びながら駆け寄ってくる人影をみて



自然と笑顔がこぼれた。


だって




おかえり千蒼


ようこそ新撰組へ!




大きな字でそうかかれた布を平助と新八が持ち、その二人を真ん中に土方や近藤さん、鴨や幹部のみんなが歩いてきたのが見えたから...






「なんでおかえりのあとでようこそって書いたんだろ、絶対可笑しいって」


そう呟いて笑い、みんなの元へ駆け出した...






これから先何が起こっても私はここで


誠の旗の元で、皆と生きていく




そう心に誓いながら・・・






~END~