「分かってますよ!」
ご飯をかけ込んで拗ねたような仕草をする沖田を横目に見ながら、千蒼を見ていた。
…お前はいつ目覚めるんだろうな。
「あの日千蒼ちゃんはどうしてあんなことをしたのでしょうか?」
「………さぁな」
あの日、確かに千蒼は土方に刀を向け斬りかかり、土方の左腕に傷をつけた。
だが、その後すぐに自分自信も斬りつけた。
その傷だけでも酷いのに、
意識を取り戻した沖田に斬られそうになった鴨を庇い余計に傷ついた。
そして、今も眠り続けている。
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