「眠り続けてまだ1ヶ月もたってねぇーだろ?」
「なに言ってるんですか!?
もう、2ヶ月になりますよ?」
呆れたという感じで言う沖田に、多少いらっときたがそこは無視して
「もう、2ヶ月もたってたのか。
通りで、お前の傷が治るわけだ。
俺が斬った傷が」
さっきのお返しだよ
という感じで傷のことに触れる。
「あの時はちょっと油断しただけで、
今やったら僕が勝ちますよ」
「ちょっと油断した?
そんなの本当の戦いでは通用しないんだ。
お前のミスで1番隊の隊士が、新撰組が、近藤が危険なめに合うことだってあるんだぞ!
ちゃんとその事を分かって行動しろ!」
2ヶ月...
それほどの時が過ぎていたのか...