だんだん状況が分かってきた。


ような気がする...


「お前は.....」


「なんですか?」


何故か額に青筋を浮かべて震えている。


どうしたんだろ?


「クスクスっ」


抑えるような笑い声が聞こえ、視線を向けると沖田総司さんが必死に笑うのを堪えていた。



何が可笑しいのか分からない私は首をかしげるしかなかった


「総司、いつまでも笑ってるな。

俺の名前は土方歳三。
この壬生浪士組の副長だ。」


土方歳三...


どっかで聴いたんだけどなぁー。