その想いを汲み取ったかはわからないけど、鴨もゆっくりと話始めた。
あの日の答えを・・・
「俺はこの時代が憎い。余りにも簡単に命を奪い、遺されたものはどんなに若くても、どんなに老いていても自分の力だけで生きていくことになる。こんなの憎いことだねーか。
だから俺は歴史になを残す。
多くの人を殺した、悪人として。
遺されたものが多くなれば、そいつらが次の時代を作る柱になる。
曲がってしまう柱は、あいつらが支え真っ直ぐにするだろう。そうすればあいつらの名がしれわたる。あいつらが有名になれば、あいつらに恐れ、悪さをするものがいなくなる。
こうして、平和になるんじゃねぇーのか?
その為の糧となれるなら俺は喜んで死を受け入れる」
そして、あの日と同じ目をした...