「中学校最後の文化祭」 みんなそう言って、張り切っていた。 「メイドの格好!?」 あたしは抵抗した。 「恥ずかしいって、無理無理!」 「黙って!あずさが1番似合うんだから!」 あたしはユキに無理矢理メイド服を着せられた。 「おぉ~!」 どこからか歓声が上がる。 「ばっちし!」 ユキは満足げに言った。 「当日も、これでよろしく!」 「えぇー!」