関谷くんは。【短編】

恋愛(学園)

三ツ葉和奏/著
関谷くんは。【短編】
作品番号
849600
最終更新
2013/12/20
総文字数
3,169
ページ数
11ページ
ステータス
完結
PV数
29,858
いいね数
2

関谷くんと私には
暗黙の了解というものがあって



例えば 授業中に目が合ったら
机をシャーペンで二回叩いて微笑む、とか



例えば移動教室で、自由に座っていいよって先生がいったら
必ずひとつ通路を開けて隣に座る、だとか



例えば放課後誰もいない教室で
二人きりになったなら



一回だけ、
唇を合わせるだけのキスをする



関谷くんは
私の彼氏じゃないけれど



……私は。



fin 13/12/20

目次

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