最初にいったように、俺らは新しい学校に向かって歩いている。
ふと、下を見ると綺麗な小さい髪飾りが落ちていた。
最初に気づいたのは華恋のようだ。
「なんか綺麗な髪飾り落ちてるよ♪」
次に口を開いたのは真侑のようだ。
「華恋がもらっちゃえば??きっと似合うよ〜☆」
お前はホストかっ。
って突っ込みたいな〜。
しかも華恋は本気でもらおうとしてるし...
「だ〜め。俺が後で交番に持ってくから。」
と華恋の行動を阻止した。気がついたら目当ての学校についていた。
この時、どうして俺は華恋を阻止したかったのだろう。いつもは華恋の行動を阻止しないのに...。まるで神に操られたように自分の意思ではなかった。
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