あの頃も今も幼く
今思えば可笑しいのかもしれない



相変わらず公園にたむろっていた


天然でいつも周りを笑わしてチャラけているショウヘイ

すぐに男子と仲良くなりしっかりした経験豊富のミホがいつもと変わらず仲良く話していたり
鬼ごっこしたりしていた


時間も過ぎ夜になる時間になるにつれて疲れてそれぞれ別れて好き勝手にしてる事が多かった
解散する事はなかった


3人用の滑り台に3人寝そべっていたり

ブランコを漕ぎながら喋っていたりと
その時だ

「ソラ!!!」

1番元気で体力勝負には強いマユミが慌てたように言ってきたのである

「どないしたん?」

「サキが何か不機嫌で何も言わずに帰ったんやけど」

「何で?」

「わからん。聞いても何も言ってくれんし」

「帰ったんは今さっき?
どっちの方向で帰った?」

「ついさっき今。あっちから帰ってたよ」

「わかった。マユミはそこにおって」

「えぇ!?う、うん。わかった」