それを見て凛は一瞬かたまったあと、ぼろぼろと泣き始めた。

「え、凛!?大丈夫っ??」

「ううん、ちがっ…うの。あっ…たし…誕生日…い、祝ってっ…もらっ…えたのひ、久しぶりっ…だったから。うっ…うっ…嬉しくてっ…。」

それを聞いて舞稀達は顔を見合わせて微笑み合う。

そして舞稀は凛に抱きついた。

「よかった。喜んでくれて。」

そしてポンポンと凛の背中を叩いた。