「それに…さ。あたし達は2組のカップルである前に仲良いメンバーなんだからさ!」

凛がとまどいがちに呟く。

「「「凛……」」」

「え、ちょ…や、やだやめてよ。なんか、ごめん。」

凛は俯いた。
 
「そーじゃない。ありがとう、凛。大好きだよー!!!」

舞稀は凛に飛びついた。

「そーだな。2組のカップルだけど、仲良しだもんな。」

ふっ…と龍斗が笑うと恭も微笑んだ。