ー次の日の昼休みー

珍しく舞稀達は無言だった。

昨日、凛は想いを伝えたのであろう…。
まだ結果は聞いていなかった。

おそらく、龍斗もなにかを察しているのだろう…。


そんな中口を開いたのは、恭だった。


「あのさ…俺さ…
凛と付き合うことにしたから♪」


舞稀は迷わずに凛に

「おめでとう」

と笑いかける。


「ありがと」

と、とても嬉しそうに凛は笑顔を浮かべる。