「関西支社から参りました、日向です。よろしくお願いします」


朝の眩しい朝日が差し込む中、ハキハキとした声が響く。

そして、ニッコリと笑ったその笑顔を見て、思わず目を閉じた。


なんだろう。

やっぱり若い。


肌のハリ?

声のトーン?

雰囲気?


なんだかんだ言いながら、きっと3つしか違わないから同じような感じの子が来ると思っていたけど、甘かった。

何もかもが、私と違う気がする。

フレッシュさが桁違いに違う。


この課に、その年代がいないからだろうか。

妙に若く見える。

というか、眩しい。