「紗菜、ありがとな」



お父さんはそぉ言ってあたしの頭を撫でた



初めて頭撫でられた



お父さんは基本的にあたしに触れなかったから



久しぶりだな



お父さんに触れられたの



そんな感じでお父さんとお母さんはこの家からいなくなった




風我も小学校入学と同時に寮に入ったから、ひとりぼっち



やっと実感



あ・・・泣けてきた