この学校に悠哉先輩がいる、と考えただけで倒れてしまいそうになるくらい浮かれていた入学式当日。 帰り道。前を歩いている人の背中が妙に輝いて見えて仕方がない。 あれ……もしかしてあの人、 悠哉先輩デハ? 「ゆっゆゆゆゆゆ悠哉先輩!!」 「はい?」 振り返ったーーー!! 鼻血が盛大に吹き出し、そのあとはよく覚えていない。