歩いて少しすると、待ち合わせのコンビニに着く。
「あー!陽菜ー!遅いよー!」
「ごめんごめん!」
夏の近くには男の人が二人とバイクが二台止まっている。
「もー!早く行くよー?」
「どーやっていくの?」
「あ、この人が彼氏で、この人が友達ね。
陽菜はこの人に乗せてってもらって!」
私、そんなに遅刻したかな?って思うくらい急いでいる夏が彼氏の友達であろう人を指差して言う。
「お願いします。」
「こちらこそ。」
感じ良さそうに言った彼の笑顔の裏には、何か隠されている気がした。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…