助けに来てくれた!





「おいてめー、なにしてくれてんだよ。」





「俺たち今お楽しみの最中なのわかんねーの?」




「俺らは死神の手下だぞ。」





「俺らに手ーだしたら、あの人が黙ってねーぞ?」






「………死神ねぇ」






「あ?てかお前だれだよ」





「俺の名は……紅嵐だ。」





「く、紅嵐だと?」





「紅嵐ってあああの紅龍の総長のか? 」




「そういえば、赤い髪に、赤い目?」





その瞬間、ずっと下を向いていた緒形蓮が男の方を向いた。





赤い目がギラリとひかる。





「ほ、本物だぁぁぁぁぁぁ!」




「に、逃げろー!殺されるー!」





そういって、男たちは逃げていった。