あかんっ!

自分の世界入ってた…


「ご、ごめん」


小声で答える明里。

後ろを向くと隼人と目が合った。

ふんっだ。

隼人何か知んないよーだ。

明里は隼人に向かってべーっと舌を出すと、前を向いた。


「今日の夜、皆で花火しーひん?」


杏と和也に聞く。