『かゆいとこないですか…？』






｢んーないよ……ただ、｣




太ももが。最高に気持ち良い。





｢ねぇねぇ、触ってもいい？てか触るね。うん、さわりまーす。｣






さらり、と太ももを触ってみる。





『ひゃっ…星太くん、いきなり触んないで…びっくりした…』





可愛い。





｢えへへ、俺可愛い子に耳かきされるって憧れてたんだあー幸せ～～｣





『……はい！終わりです！』




｢ありがとう！お礼に今度は俺が膝枕してあげる！！どうぞどうぞ！｣




『えええ…！いいんですか…？』




｢もちろんー！！｣





控えめな咲良ちゃんはそーっと俺に乗っかる。






軽い。そして可愛い。





『うぅ…こっち側だと恥ずかし…』




咲良ちゃんはくるりと体の向きを変え俺の方に顔を向ける。




｢とーっても可愛いね。ほんっと襲っちゃいたいくらい。｣





『？？？？』






ああああーーーー可愛いーーーーー