きゃーーー!!


私が歩き出すと、あの人は私に気付いて自転車を止めた。


「君、昨日の子だよね?!」


わぁー覚えててくれてるんだ…!

「はい!昨日はありがとうございました♪」

そう言ってにっこり笑う私。


「君、名前はなんていうの?」

そうだ名前!!!


「私はことりです!野々村ことり!」