「そっか」


あたしはそう答えると
タバコをもみ消し、


「ご飯、いる?」


と彼に聞いた。


「あーいらない」


「わかった」


彼の答えにあたしは立ち上がった腰を
もう一度ベッドに降ろした。


もうどれだけ時間が
たったのだろう。


彼と出会い、
こんな関係になったのは。