「あのな桜、


俺、桜が好きなんだ。」

……え?

うそ。旭、今なんて……?

「え……?」

「俺、桜が好きだ。

付き合ってください。」

私たちは足が止まっていた。

「……旭。

私も、旭が好き。

よろしくお願いします…!」

「まじで!?

やったーー!!」

「ほんとに嬉しい!

ありがとう!」

信じられないくらい嬉しい。