「陸斗は、私が陸斗のこと軽蔑してると思ってる?」
黙り込む陸斗。
そうだね。不安だから聞いてるんだもん。あの俺様陸斗がこんな顔するなんて…
陸斗は捨てられた子犬みたいな顔をしていた。
「大丈夫だよ、陸斗。私は、大丈夫。」
「本当に?」
さらに不安げな顔をする陸斗。