俊の気持ちを聞いたあの日

私は高熱に魘されながらはるかに電話をかけた

はるかは飛んできてくれた

俊に告げられた悲しい現実を聞いてくれた

"アメリカ"という単語にはるかも驚きの色を隠せないようだったけど
あたしが余りにもないていたから『そっか…』と頭を撫でながら聴いてくれた