わたし………やっぱり、信じていいかな……?
煌くんが、来てくれるって……
時間が掛かっても……必ず………
「何泣いてんだよ……
まぁいい。あいつが来ないなら、好都合だ」
祥は、また意味のわからないことを呟いた。
と、思ったら、わたしをベッドに押し倒した。
「久しぶりに、可愛い女を抱けるんだからな~」
祥は、わたしの首筋に顔を埋めた。
う、……そ……わたし……また……
「っ……」
首に痛みが走り、顔を歪ませた。
な、にしてるの……?
「もし、あいつが来なかったら、お前は俺のもんだ」
なあ?そうだろ?と、わたしに同意を求めてくる。
何で勝手に決めるの!?
「たとえ煌くんが来なくたって……あなたのものになんかならない!!絶対に!!」
正々堂々と、勝負をしないあなたなんか着いていきたくない。
「へぇ……言ってくれるじゃん。
でも、いつまでそんな強気でいられるかな」