レイは
天の向かって手を合わせた。


その時
レイをそっと見守っていた
天使が、思わず
レイに向かって
呟いてしまった。


「君の絵は素晴らしい。

私は・・・
君を導く天使。

秘密なんだけど

君の絵を・・・・
ずっと好きだった。

好きなんだ・・・」


レイの耳に
はっきりと天使の声が。。



<え・・・?

私の絵を・・・
好き・・・?って。


貴方・・・
何言ってるの?

一緒に地獄に落ちるよ・・・?>


レイはその言葉が
言えなかった。