ある日
レイは
神の声を聞く。


「お前に筆を持たせたのは
間違いだった。

しかし・・・
お前は私達の絵を描き
世に残せよ。

私たちが
お前の分身であり
お前自身であり
そして
真っ白な光のエネルギーである
その事を
世に示せ。」


レイは
その声の通りに
神の絵を描き続けた。


見た事もない神を・・・

レイの絵は
この世の物ではなかった。


神のものだったのだ。