初めてひかるちゃんの口から聞けた好き。
こんなに幸せな気持ちになる言葉、他には絶対無い。
「…雰囲気変わったね。」
「…ん。大河さんのことあたしから振ってやろーって、復讐の計画立ててたし。」
…な、何それ!?
復讐!?
「とびきり綺麗な人になろうって頑張ってたの。」
「前のひかるちゃんも可愛いけど…今の方がしっくりくる。」
「でしょっ?イメチェン成功~♪」
鎖骨もちょっと見えるし、若干エロいけど…大人っぽい顔立ちのひかるちゃんによく似合う。
背も高いから中学生は愚か高校生にも絶対見えない。
「……ていうかさ。」
「なぁに?」
見た目に似合わず、ぎゅーって甘えてきて、しかも絶妙な角度で俺を見上げる。
…かわい。
「いつまで…大河さんなの?」
「……え…。」
正直に言うと
呼ばれる度に苦しくて切なくて。
嫌な距離感。