こんなことになったのも、全部あの日のバレンタイン。



バレンタインの独り身の飲み会があって、彼女がいるって言ってなかった俺は友達に半分強制で連れて行かれた。



大学1年でも、やっぱり酒は飲む。大人もほとんど黙認。




行ってみたら、周りには女、女、女。



同じ最寄り駅だからって送らされたあの子なんて名前も知らない。酔ってたみたいだからって…なんで俺が。





あんなことになるなら、ガンとして断れば良かった。









全部、俺が悪い。




浮気だと思われてもしょうがないんだ。













…でも、だからって簡単に手放す訳にはいかないんだよ…。














避けられてるのはわかってる。




それにどんなに苦しくて、胸がえぐられそうでも







彼女の部屋に明かりが灯っていると







やっぱり、好きで好きでしょうがない。











会いたいよ、ひかるちゃんに。