「ねぇ大我。流哉って何考えてるか分からないよね…。」
「は?あいつが一番分かりやすい性格してると思うんだけど?」
…えっ?流哉が一番分かりやすい?
いやいや、ありえないでしょ!
あの流哉だよ?!
「あれのどこが?」
「お前、もしかして…。」
「なに?」
「いや、何でもねぇ。」
そういうと手を挙げながら行ってしまった。
途中でやめないでよね!!
ものすごく気になるんだけど…。
大我もよくわからないかも。
「Skyの皆さん、イベントの打合せに向かいます。」
「「「「「はーい。」」」」」
私たちは音楽番組のスタジオからイベントの打合せに行くため車に乗った。
車の中でも一人、大我の言葉の続きが気になって仕方がなかった。