放課後、別れ際に惟那が皆に言った。
「じゃあ、明日9時に駅で!握手会に参戦しよう☆」
「「おぉ!!」」
いきなり茜と璃桜が叫んだからビックリしている私をよそに茜と璃桜は帰って行った。
「じゃあ、明日楽しみにしてるね」
「「バイバーイ」」
それに答えるように私たちも返事をした。
「今日は眠れないね」
「「バイバーイ」」
惟那…眠れないって大げさだよ。
帰ったら絶対爆睡すると思う。
けれど、それは言葉にはしなかった。
「惟那、そのSkyの誰が好きなの?まぁ、私が聞いても分からないけど」
なんとなく聞きたくなったから、聞いてみた。
「ウチは、流哉が好きなの。流哉はSkyの中で一番ダンスがうまいんだよ!あのダイナミックなダンスに惚れちゃったんだよね///」
惟那は顔を赤くしながら話していた。
「へー。その人カッコいいの?」
「あったり前じゃん!!アースだよ!?」
その勢いにちょっと引いてしまった。
「そ、そうなんだ」
「うん!じゃあ、ここで。バイバーイ!」
「バイバーイ」
惟那と別れ家へと向かった。