「悪かった。だから泣くな」



ちょっぴり低い流哉の声が耳元で響いた。



すごくセクシーで色っぽいその声。



泣きながら、顔を真っ赤に染めた。



そっと離れていく流哉の体。



「お前…その顔禁止…」



「ふぇ?」



わぁ、変な声出ちゃった//



----ちゅっ。



えっ//



触れるだけのキス。




「そんな顔してると襲うぞ」



「な、なな//」



「じょーだん」



そういうと、ケラケラと笑ってどこかへ行ってしまった。



私、二回も流哉とキ、スしちゃった、の?



カァァァァァァァっと顔を真っ赤に染めたのは言うまでもない。