レッスン室に着くと先生はもう来ていた。



「「「「「おはようございます」」」」」



「おはよう。今日は最後だから、気を引き締めていくぞ!」



「「「「「はい!!!」」」」」



先生の一言でメンバーの顔つきが一気に変わった。



私も頑張らなくちゃ!!



そして、レッスンが始まった。



~♪~♪~



「もっと大きく!大我遅れてるぞ!」



「はいっ!」



~♪~♪~



「羚、頑張れ後少しだ!」



「は、はい!」



後ちょっとでフィニッシュだ!



ドンッ…



「キャッ!!!」



一瞬で天井が見えて尻餅をついた。



「いったーい…」



「大丈夫か?羚」



見上げると流哉がいて、その周りには他のメンバーと先生がいた。



「あ、うん。大丈夫、ちょっとつまづいちゃって…」



はぁ、あと少しだったのに…。



「怪我、ない?」



「うん!」



心配そうな顔で雛太が覗いてきた。



う、うう、顔近いよ///



「顔赤いけど、本当に大丈夫?」



「う、うん。大丈夫だから!」



そういい勢いよく立ちあがった。



「よし、じゃあもう一回最初からいくぞ!」



先生…やっぱり最初からですか?



はぁ、仕方ないか。



頑張ろう!!



「ごめんなさい、お願いします!!」



「おっし、位置につけ」