「ちょ、社長!!」
「羚、俺たちの部屋に案内するからついてきて」
「え、あ、うん」
い、今普通に呼び捨てにされたよね?雛太君ってかわいい顔してるけど、俺様って感じがする。
「ここが俺たちの部屋、他のメンバーの部屋よりも大きいから羚がこの部屋なんだろうね」
「うわぁ、広い。それに、すごくきれい・・・」
今日からここで暮らすんだ。
「見とれてないで、さっさと荷物おいてリビングに来い。これからのことについて色々話さないといけないんだ」
流哉君が入ってきてそう言い残すと出て行った。
流哉君ってちょっと怖いかも・・・
私たちはすぐにリビングへ行った。すると、みんなが椅子に座っていた。
「羚、雛太、そこに座って。これから会議をするよ」
椅子に座ると大我君が話し出した。