side(羚)

「俺はこのグループのリーダーで、最年長の小関 大我(こせき たいが)。
分からないことがあったら、何でも聞けよ!
ちなみに、18歳よろしく」



小関君か、しっかりしてるな。やっぱり、年が上なだけあるなぁ。



「一木 雛太(いちき ひなた)です。
羚と同じ15歳だから、これからよろしく!
あっ、童顔でごめんね」



うわ、一木くんすっごい可愛い!!



私とお、同い年?!ありえないんですけど…。



「俺は篠原 流哉(しのはら りゅうや)、同じく15歳。
まぁこのグループでは一番ダンスが上手いって言われてるけど、俺は雛太の方が上手いと思ってる。だけど、ダンスならいつでも教えてやるよ」



あっ、惟那の好きな篠原君だ。



なんか、俺様って感じ…。



「最後に僕は、最年少の木内 諷馬(きうち ふうま)、13歳。
特技はアクロバットだから、これからよろしくね?」



木内君、一木君と同じく超可愛い!



弟にしたいなぁ。



この人たちが、これから私の仲間になるんだ。



なんか、実感わかないな…でも、頑張らなくっちゃ!



それに、早く顔と名前覚えなきゃね。



「じゃあ、羚ちゃん以外はレッスン開始!
羚ちゃんはまた、社長室に戻るよ」



「はい、分かりました」