「ここだから、じゃあ」



男の人はそれだけ言うとさっさと行ってしまった。



「えっ、うん」



あぁ、お礼言えなかったな



「ここが、社長室か…」



社長室の前で少し戸惑っていたが、ついに意を決して、私は社長室のドアを叩いた。



「はい、どうぞ」



そう言われ、私は社長室へ入った。



「し、失礼します」



「おぉー、来てくれたか!」



そこにはいすに座っている社長さんがいた。



「はい…」



私が突っ立っていると



「そこに座ってくれ」



と言われたので、ソファーへ腰を下ろした。



「じゃあ、早速本題に入りたいと思うんだが…」



私が座ってすぐに社長さんの話が始まった。



「はい」



そう返事をすると本題に入った。



「急だが、Skyの新メンバーになって欲しいんだ」



「はい…えっ?ど、どういうことですか」



私が、Skyのメ、メンバー???



「そのまんまだ。君にSkyのメンバーになってもらいたい」