杉浦は、私と同じ駅だった。

方向も同じだった。

私は、しゃべることなかったので無言で帰ろうとしたら、しゃべりかけてきた。


「ユウナちゃんなんで、俺にはメアドとか教えてくれなかったくせに、あいつには、教えるの?」

「いけないですか?それに、そう君は私の彼氏なんで」