「そろそろ3年生も引退だな。」


「そうですね…早いですね…」


「引退までに吾妻先輩帰ってくるか?」


「きっと帰ってきますよ!!信じて待つしかないです!!」


「あぁ。だな」


銀斗先輩が少し微笑む。


「先輩のその微笑み好きですよ!あ…」


言っちゃった…///


「そか。」


あれ?


普通…なんか舞い上がってるのは私だけ?


「ここです。」


そんな間に家に着いた。


「送ってくれてありがとうございます!では……え?」


先輩は私の手を放さない。