「お前は吾妻先輩の病室で何聞いてた?」


「え…?」


「俺、一応お前のこと好きだって言ったんだけど」


「……え!?」


「やっぱりわかってなかったか…」


「…え?え?」


「まぁ、いいや。もう1回」


「え?…んん」










「永恋?」


「なんですか…///」


「照れてんの?」


「…うるさい…」


「部活、行くか…」


「…はい」


「あ、 」


ドアの前で銀斗先輩は止まった


「な、なんですか?…ん」


ちゅっ


「付き合って。俺と」


「え…」


「な?」


「は、はぃ…」


「うん!」


満足気な銀斗先輩は歩き出した。