「ちょっと!銀斗先輩!」


「なんだ?」


病院の帰り道。


相変わらず手を放してくれない。


「なんだって…さっきの!吾妻先輩に言った…」


「あぁ。付き合ってるってやつ?」


「…はい。どうゆうことですか?」


「どうゆうことって…そのまま。」


「…え?」


歩いていた銀斗先輩は止まってこっちを向き、



「永恋さ、俺の事どう?」


「え!?」


「どう?」


それって…言えってこと?