コンコン


「ほーい?」


「永恋です」


「おー入れ入れー」


吾妻先輩の元気な声


ガラッ


「元気ですか?」


「おう!さっきまでヤバかったがな…銀斗」


「やっぱり故障じゃなかったんすね」


「あ、バレてた?」


「もちろんっす」


「流石だなー」


吾妻先輩が笑う


「でも、すぐ治して戻るから。そのときお前、戻ってきた俺に簡単に抜かれるようじゃだめだぞ」


「わかってます!」