「ちっ…」
銀斗先輩の舌打ちが聞こえた気がした。
「もしもし?」
「永恋?俺、新」
「はい」
「吾妻、落ち着いた。もう面会許可も出たらしい」
「本当ですか!?」
「あぁ。あいつの生命力なめちゃダメだな笑」
「そうですね!ふぁ…よかった…」
「だな。とりあえず、俺は今日、行けないから…」
「私、行きます」
「おう。頼んだ。じゃ」
「はい。わざわざありがとうございます!」
電話を切った瞬間
「誰?」
銀斗先輩が不機嫌そうに聞いてきた。
「キャプテンですよ」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…