「吾妻先輩は…病気で…」


「もういい。言うの辛いだろ?」


また涙があふれる。


「そうか…吾妻先輩やっぱり故障じゃなかったんだな…」


銀斗先輩やっぱ気付いてたんだ…


「で、なんで俺?さっきの奴らか?俺、もう一回言ってこようか?」


「……違う…」


「ん?」


「……銀斗先輩のこと考えると…苦しくて…わからなくなって……」


「ん?」


「私…銀斗先輩のこと…」


♪〜♪〜


「っ!?」


私の携帯がなった。