「ぐすん…もう色々なことがいっぺんに起こって…ぐすん…」


銀斗先輩の腕の中で泣きながら話始める。


「森岡先輩とか…銀斗先輩とか………吾妻先輩とか…ぐすん」


「森岡はわかるけど、俺と吾妻先輩はどうゆうことだ?」


「吾妻先輩……ぐすん…ぐすん」


「どうした?」


「吾妻先輩、腕の故障で入院してるんじゃないの…」


今まで誰にも吾妻先輩のことに対する不安を言えなかった。