ゾンビ「ま〜て〜」

ゾンビが声を出した。

もしかして…本物!?

奈津「きゃ〜っ!」

私は怖かったから、柊貴くんから離れて出口まで猛ダッシュした。

柊貴「えっ?せんぱい?」

そんな柊貴くんの言葉は、奈津には届かなかった。

奈津「はぁ…はぁ」

出口に着いたぁ。

ヤバッ!

柊貴くんを置いていっちゃったよ。