私たちは、マウンテンを乗り終わってからも他の絶叫系を乗り尽くした。

あれだけを避けながら…。

柊貴「ほとんど乗り尽くしましたね。僕、行きたいところあるんですけど良いですか?」

私はコクンと頷き、柊貴くんについていった。

えっ?

まさか…柊貴くんが入りたいのって……。

柊貴「良いですか?」

私が避け続けた…お化け屋敷だったなんてぇっ!

小さいころにお婆ちゃんに怖い話をされて、トラウマになっている。

嫌だけど…柊貴くんは私の乗りたいところばっかり行ってくれた。