べつにみんなが嫌いなわけじゃない。

むしろこのクラスが好きだ。





ただ、ひとつだけ。




「夕菜のお腹は何が住んでるんだぁ?」

「なんも住んでなぁい!」






私が笑わせたり、友達にからかわれたり、
そーゆ立場であること。





こうやって友達と笑いあえることは何よりも楽しくて

ツライことなんか考えなくていい。





ただ、

泣きたいときに素直に泣けないんだ。








「あんま悩みなさそーだね。」

って言われることも多いけど



悩みだらけで、心が弱い。




それが、私、三浦 夕菜。