「...ごめん」



「...カケ...」





悲しい顔だった。

公園のライトを映し出す瞳は、あたしを真っ直ぐに見つめて
愛しい声でささやかれた言葉は、炎のように燃え上がったあたしの心を冷やして



────時が止まったみたい