「なんでいるの?」 私は少し戸惑いながら、尋ねた。 「通学路だから?っていうか、いちゃだめだった?」 「だめじゃないけど……。」 できれば、居てほしくなかったなー…。 「けど…イヤ、なんでしょ。顔に書いてある。」 !!! 「そんなこと、ないけど?」 私は無理やり微笑んで、あいつを見た。 「嘘ついてんのばればれだから。ムダなことすんのやめれば?」